もう早12月に入ってしまった。今年一年でやり残した事に焦る前にX'masを少しでも楽しまないと損!というわけで、毎年コレクションを拡張し続けているクリスマスアルバムなのだが、昨年買いそびれたSounds of Blacknessの"The Night Before Christmas, Vol. 2"を購入。Vol.1ともいうべき"The Night Before Christmas: A Musical Fantasy"はJam & Lewisのプロデュース曲の出来が素晴らしく、それらを聞くだけでも購入する価値はあると思うのだが、Vol.2はマイナーレーベル移籍後でJam & LewisもAnn Nesbyも不在なので、正直期待は小さかった。
ところが、だ。これが素晴らしいのだ。Vol.1にあったシングルとしても十分通用するようなtunesは無いが、アルバム通して聞ける彼らのバラエティに富んだ演奏はVol.1を凌駕していると思う。R&B調にスタートするもののスタイルは万華鏡の様に変化していく。Jazzyに聞かせると思えば、楽しいHipHop、Latin、そしてBluesyに。。。これだけバラエティに富んだ曲を詰めこんでもごった煮感が無く、器用貧乏にも聞こえないのはテクニシャン揃いのボーカル陣と卓越したバンドの懐の深さによるのだろう。1曲目などマライヤキャリーそっくりの節回しで始まったかと思うと、バンドアンサンブルとの呼応でマライヤを超えるほどの高みにまで登りつめていく。
ラジオから溢れる「いかにも」なクリスマスソングに聞き飽きたら、このオリジナリティ溢れるクリスマスアルバムを通して聞く事をお勧めする。仕事に忙殺され、忘れかけている子供の時のクリスマスを迎えるあの感覚をきっと取り戻して、笑顔いっぱいにEveを待てるようになるはずだ。
2005年12月01日
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